手摺り木版画
木に彫刻された絵柄を一色ごとに手摺りで紙に色づけていく伝統的な印刷技法
和紙
表面がつるりとした白色の和紙で、発色、耐久性がよく、木版画に適している
「Sakura」竹中健司
春爛漫、咲きほこる桜の木を描く。 「京版画の技法で描く花鳥画」シリーズの第1作目の季節は、「春」。 背景に満遍なく施された乳白色は、竹中健司が武蔵野美術大学造形研究センターの研究プロジェクト「嵯峨本謡本復元」に協力した際に、復元した胡粉引きの技術を用いています。花びらは、絵の具をぽってりと紙の上にのせるように摺りあげ、黄色のめしべは、たんぽを使った「うかし摺り」で立体的に表現されています。木の幹の雲母(キラ)摺りが桜の重厚な趣きを感じさせる、京版画の技術が詰まった作品です。

木版画作家 竹中健司
竹中木版の五代目。現当主竹中清八に幼少の頃から手ほどきを受け、木版印刷の技術を習得する。対象を大胆な構図や色彩で捉え、シンプルかつ奥行ある表現で独特の世界観を持つ。
京都を中心に各地で展覧会を開催し、作品の創作だけでなく、企業へ木版画を用いたデザインを提供するなど、新たな木版画の楽しみ方を提案している。
作品の一部はボストン美術館・ホノルル美術館で所蔵され、現地でのワークショップや木版画を通して交流を深め、日本国内外とわず精力的に活動する。
額装をご希望のお客様へ
こちらの作品は別途販売されている各種額から額装をご指定いただけます。作品サイズに合わせて切り抜いた額装用マットと一緒に額に入れた状態でお届けいたします。※こちらのページは木版画単体の販売です。額装写真はイメージです。 こちらの作品は「大衣(だいころ)サイズ」の額装となります。 作品を「カートに入れる」をご選択いただいてから「ショッピングを続ける」をご選択いただくと作品販売ページに戻ります。下記の「コチラから。」より額の販売ページが別ウィンドウで開きますので、種類・色をお選びくださいませ。 額のご注文は、コチラから。
作者 | 竹中健司 |
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数量 | 1枚(300枚限定) |
サイズ | 画:タテ約25cm×ヨコ約36cm 紙:タテ27cm×ヨコ39cm |
素材 | 和紙 |
仕様 | 手摺り木版画 / 別途額装可(専用マット付き) |
制作年 | 2025年 |
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木版画 竹中健司「Sakura」 | |
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55,000円(税込) | |
商品番号 | ak-040001 |