伝統木版画
彫師によって彫刻された版木を用い、摺師が一色ごと手摺りで彩色をほどこす伝統的な版画技法
日本最古の印刷方法でもある。
和紙
表面がつるりとした和紙で、発色、耐久性がよく、木版画に適している。
木版画「ほたるのひかり」/加藤光穂
闇夜の中、ふわりと光を放って飛ぶ蛍。
その幻想的な美しさをデザインしました。夜の光のイメージをだすために、黄色を全面に摺り、その上に淡い紺色を重ねています。紺色を淡くすることで下の黄色を透過させた、木版摺りならではの色の重ねが楽しい一枚。
職人が丁寧に1枚ずつ手摺(ず)りした木版画の和紙
絵を描く・版木を彫る・バレンで摺るという木版画の工程がすべて人の手で行われているため、色や手触りにどこか懐かしいような温もりが感じられます。八つ切画用紙と同じサイズ(約縦27cm×横39cm)なので1枚でたっぷり使えます◎
スタッフおすすめの使い方
たとえば・・・
*文庫本・新書本以外のブックカバーとして(最大A5変判サイズまで)
*ぽち袋や包装紙など包む紙として
*額装や障子に貼ったりなど装飾として
*製本・カルトナージュ・色紙などの素材として
*集めて愛でるコレクションとして
使い方は自由自在◎ 適度に厚みがあり手になじみやすく破れにくい和紙素材なので、揉み込んで使っていただいても独特の風合いが楽しめます。
絵柄が縦横につながるように配置した「連柄」スタイルで描かれているので、同じ絵柄を縦横に何枚も並べるのもオススメです!(一部を除く)
木版和紙の選び方
竹笹堂オリジナルデザインは一色摺りから三色摺りまで、季節おすすめのデザインや動植物や古典文様などいろいろ。
また、ユニークなモチーフの北斎漫画や伝統浮世絵の骨線(輪郭線)の和紙もご用意しています。(※浮世絵の和紙は、「浮世絵カテゴリ」をご覧ください。)愛らしいものから渋好みまで、あなたのお気に入りの一枚をみつけてみては、いかがでしょう?