
職人便り
竹笹堂の木版職人が技法や歴史のご紹介と共に、作品を制作する想いや、ふだんのでき事をお話します。

おかしなモクハン(和菓子編)六代目摺師・原田裕子
節句にと、実家からあくまきが届きました。小さいときから親しんできた地元の郷土菓子です。京都では、夏越しの祓に水無月をいただきます。四季折々の風物などが意匠や素材として織り込まれ、視覚にも味覚にも味わい深い和菓子。そこにこめられた願いや季節感を、木版画のデザインで再構築してみました。
竹笹堂の木版職人が技法や歴史のご紹介と共に、作品を制作する想いや、ふだんのでき事をお話します。
節句にと、実家からあくまきが届きました。小さいときから親しんできた地元の郷土菓子です。京都では、夏越しの祓に水無月をいただきます。四季折々の風物などが意匠や素材として織り込まれ、視覚にも味覚にも味わい深い和菓子。そこにこめられた願いや季節感を、木版画のデザインで再構築してみました。