京都てくてく、ひとめぐり。
2021年バックナンバー

葉月

五山送り火

 夏の夜空にきらめく五山の送り火はお盆に帰ってきたご先祖さまのお精霊(しょうらい)さんを見送る仏教の行事です。8月16日の夜、東山 如意ヶ嶽に大の字が浮かび上がった後、妙・法、船形、左大文字、鳥居形の順に点され、帰り道を照らして無事にお空へ帰れるよう願いをこめたといわれています。京都の人たちは、送り火を見送ると夏の終わりを感じます。

OKURIBI

鳥瞰図のように表現するグラフィカルな京の街。空を飛ぶ鳥の気分を味わって。

作者野嶋一生

13,200円(税込)から

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Nyoigadake

如意ヶ嶽の山頂から京都市内を眺めた構図の作品。市民はお散歩がてらによく登る山です。

作者竹中健司

22,000円 (税込)から

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長月

中秋の名月

 今年の「中秋の名月」は、9月21日。実は、中秋の名月は満月とは限らないそう!でも、今年から3年間は満月と重なる珍しいタイミングだとか。この時期、京都では、観月のイベントがあちらこちらで行われます。月明かりを愛で楽しむ優雅なひととき、いつか愉しみたいものですね。

月ノ東寺

バックライトのような月の光が、塔のシルエットをくっきりと浮かび立たせ、そこはまるでステージのよう。

作者竹中健司

3,300円(税込)から

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afternoon moon

家族や友人とお茶を楽しむ時間って、ほっこりと温かな気持ちになりますね。

作者原田裕子

11,000円 (税込)から

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Tower×Tower

電車から見える月が好き。まもなく京都駅、タワーが見えると、あぁ帰ってきたなあと思います。
(京都人談)

作者野嶋一生

13,200円(税込)から

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神無月

伝統美の秋

 舞妓さんがいる花街で春と秋に開催される舞台は誰もが気軽に楽しめます。舞台では芸舞妓さんの踊りや、地方(じかた)とよばれる芸妓さんが三味線を弾き唄い、ステージ上の全てが京の伝統美を語ります。このような伝統の世界から工芸のお仕事は成り立つため、竹笹堂ではその理解を深めるべく、以前は全員が三味線を習い小唄を弾けるまでに。その体感は個々の感性に響き、制作意欲となります。みなさんも、伝統美に触れる芸術の秋はいかがでしょうか。

提灯

折りたたみ可能な提灯の骨の均一な並びは、職人技がキラリと光る伝統美のひとつ。

作者竹中健司

3,300円(税込)から

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季節の木版画 秋をどり

京都五花街の提灯の絵柄はそれぞれ違います。絵柄の歴史的な意味を調べるのも、また一興!

作者原田裕子

2,200円 (税込)から

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京都時間 maiko

舞妓さんが身につける着物や簪、帯など一級品の美しい伝統工芸をみると、日本人として誇らしい気持ちになります。

作者加藤光穂

2,200円(税込)から

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霜月

紅葉狩り

 紅葉狩りは平安時代以前から貴族が秋の風物詩として楽しんでいたそう。江戸時代には庶民の間でも流行し、その様子は広重の浮世絵「京都名所十景 通天橋の紅葉」に描かれています。通天橋がある京都の東福寺境内には約2000本の紅葉が植えられ「錦の雲海」といわれるほど。これは必見!ですが、このような寺社の名所のほかにも、実は穴場の紅葉スポットが。街中では京都御所や、市内北の左京区にある宝ヶ池公園もおすすめ。紅葉を見ながら広い敷地の自然の中を散策できます。温かいコーヒーを片手に、癒しのひとときを楽しんで。

浮世絵和紙 京都名所之内
通天橋ノ紅楓

紅葉の下で語らう人々の楽しげな話し声が聞こえてきそう。きっと、お食事もとびきり美味しく感じるでしょうね。何とも羨ましい!

作者歌川広重

1,320円(税込)

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季節の木版画 楓歌留多

楓や紅葉がモチーフの竹笹堂作品の中でダントツ人気の逸品。かるた遊びのリズムと、色とりどりの楓が明るい気分にしてくれます。

作者原田裕子

2,200円 (税込)から

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手摺り木版画のじゃばら帖 秋楓

こんな秋色の素敵なノートがあるだけで、毎日が楽しくなりそう!紅葉をノートに挟んで押し花にするのも素敵ですね♪

作者原田裕子

2,750円(税込)

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師走

正月事始め

師走に入ると忘年会やクリスマスといったイベントに心踊りますが、公園などのパブリックスペースでは、一足早くお正月に向けて縁起のよい「葉牡丹」の寄せ植えがお目見えし始めます。毎年12月13日は「正月事始め(しょうがつことはじめ)」と言って、「すす払い」などお正月の準備にとりかかる日。1年の汚れを払って清めると、新年に歳神様がいらっしゃったときに多くの福を授けてくださると言われています。また、この日から物事を始めるとよいとされ、京都の花街では、芸舞妓さんが芸事の師匠やなじみのお茶屋にご挨拶に行く習わしが今も続いています。

ぽち袋

木版摺りのぽち袋は、お札を二つ折、三つ折にするタイプがあります。今年はどの柄を選びましょうか?

880円(税込)

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お祝箸

お箸の入れ口と水引の位置が江戸風とは上下逆で、口は折らずにまっすぐな京風のおはし袋です。

作者竹中清八

550円 (税込)

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京都時間 nebikimatsu

正月事始めの習わしのひとつに、門松にする松を山へ採りにいく「松迎え」があります。

作者加藤光穂

2,200円(税込)から

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寿

鮮やかな赤の地紙に金で摺られた「寿」。お正月らしい華やかな雰囲気に。

作者竹中清八

11,000円(税込)から

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