
小さな展覧会
竹笹堂のオリジナル木版画作品を毎月のテーマにあわせて展示中!店舗で実物をご覧いただけます。
京都の暖簾
京の町並みに馴染む様々な暖簾。その色は単なる装飾ではなく、かつては店の職種を知らせる大切な目印でした。藍は呉服屋や蕎麦屋、赤は薬種屋を示すなど、色ごとに意味がありました。なかでも白は特別で、御所御用を務めることを許された老舗にのみ掲げられたと伝わります。和菓子司はもちろん、宮中に出入りを許された料理屋なども白い麻暖簾を掛けて格式の象徴としました。1枚の布に宿る色は町人の暮らしや文化の歴史であり、老舗の誇りを今も静かに物語っているのです。

Gion Tatsumi
賑わう大通りから外れると、整然とした町家と石畳が続く。いつ歩いても、華やかな雰囲気の残る巽橋あたりへ向かう小道はしっとりとした風情を感じます。
作者竹中健司
26,400円(税込)

Kouyakunozushi
ビルが建ち並ぶ市街地に残る鍵型に折れ曲がって伸びる細い通り。大通りから歩みを進めると、都会の喧騒が感じられないほど静かで、風情が残る京町家が軒を連ねます。
作者竹中健司
26,400円(税込)